
わたしは立つ
「立つ」って、すごいことだ。
人はつい「行動」にばかり
目を向けてしまいがちだけど、
その前には「立つ」という瞬間がある。
それは静かでありながらも、
力強い"勇気"の証だと思う。
この赤の世界に咲く花は、
光と影を帯びながら
ただまっすぐに立ち続けている
まるで「ここに立つ」ことに
命を燃やしているかのように・・。
その立ち姿に触れたとき、
私はなぜか励まされる。
誰しもが持つ、
「内なる強さ」を思い出すからだ。
それって、"最強のお守り"なんじゃないかな。
この花を描いているとき、
ふと浮かんだ言葉がある。
―――慌てるな、そのまま立てーーーー
あぁ、そうか、
これは誰かに向けたメッセージでありながらも、
私自身の魂の声でもあるのかな、、そう思った。
――― 奇跡は「行動」の先よりも、まず、
「存在」から生まれる ―――――
もしかしたら、この花は、
それを語りかけているのかもしれない
