「沈黙の花」

アクリル画/2025
(410㎜×318㎜)×2 キャンバス
¥77,000(税込)
Hitomi Takai

人生において、時に、"沈黙"を選ばざるを得ないことがある。

しかし、その沈黙は「空虚」や「虚無」ではなく、

「純粋な圧倒的想い」の表れだと私は思う。

そして、その想いは言葉を超えて、限りなく、世界に解き放たれていく。

「語れない想い」は、時として、

自分の中で重く沈んだり、無力感に変わってしまうこともあるけれど、

本当は、その、ただ「願い続ける」ことや「祈りに徹する」こと自体が、

とても美しくて力強い行為であると私は思う。

きっと、このふたつのバラは、

想いの成就やその結果さえ、こだわりを捨て、何も語らずに深い祈りを放ち続けるのだろうな。

むしろ、そこまでできる存在に出会えるなんて、自分はなんて幸せなんだ・・と言わんばかりに。

想いの成就よりも、「相手を想い続けるときの自分の在り方」を

この花々は魅せてくれているのかもしれません。

この絵を描き終えたとき、最後に私は、こうも思いました。

― 沈黙で愛を伝え、沈黙で痛みを抱えている、

そんな誰かに、そっと心を寄せられるひとでありたい ― と。 

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